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ベリエ (ロケット)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
右から3番目の赤いロケットがベリエ

ベリエ: Belier)はフランス固体燃料式観測ロケットシュド・アビアシオンが開発した。単段式で、単体でも打ち上げられたが、フランスの他のロケットの上段としても使用された。1961年から1986年にかけて318回使用され、内18回失敗している。

製造ライセンスインドパキスタンに売られ、これらの国のロケット技術の基礎となった。

ベリエI

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  • ペイロード: 30 kg
  • 高度: 80 km
  • 推力: 20,00 kN
  • 全重量: 313 kg
  • 直径: 0.31 m
  • 全長: 4.01 m
  • 翼幅: 0.78 m
  • 初発射: 1961年5月24日
  • 最終発射: 1970年11月6日
  • 発射回数: 18

ベリエII

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  • ペイロード: 30 kg
  • 高度: 130 km
  • 推力: 21.50 kN
  • 全重量: 352 kg
  • 直径: 0,31 m
  • 全長: 5,90 m
  • 翼幅: 0,78 m

ベリエIII

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ベリエIII-1

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  • 全重量: 300 kg
  • 空虚重量: 100 kg
  • 直径: 0.31 m
  • 全長: 2.90 m
  • 推力: 20.00 kN
  • 燃焼時間:23秒
  • 発射回数: 11

関連項目

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参考文献

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  • Belier”. Encyclopedia Astronautica. 2008年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月11日閲覧。
  • Belier I”. Encyclopedia Astronautica. 2010年8月11日閲覧。
  • Belier II”. Encyclopedia Astronautica. 2010年8月11日閲覧。
  • Belier III”. Encyclopedia Astronautica. 2010年8月11日閲覧。
  • Belier III-1”. Encyclopedia Astronautica. 2010年8月11日閲覧。